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2015年2月18日 (水)

Easyrider物語 #6 掌から砂が零れ落ち、砂漠になってゆくのか。

*2月17日 7回目のリハーサル@20時~22時 吉祥寺StudioPenta

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けんの体力は少しだけ戻ったみたいだ。前回のこと思うと、結構元気そうではある。
だけど掌の異変は前回より進んでいると云う。かさかさに乾いていて全く湿り気がないと云う。その爪はもはや老人のものだと。
頻回に濡らしたり、医療用のディスポーザブルグローブを着けてみたりと苦労が滲むけれど、どれも上手くはいっていないようだ。

本来スティックは軽く、程ほどの力で握り、打ちおろす刹那に力を込めて掌を締める。竹刀の素振りもそうだったな。
だが、今の状態の掌では、それではスティックが滑り落ちてしまう。だから始めから強く握っていなければならぬ。さらにグリップ力と爪は大きな関係がある。例えば足の爪がなかったら、立位を保つのは大変らしい。それと同じことが起こっていると思う。
しかも最初から強く握りしめていたらスナップを効かせようがないわけで、何と云うか、固い。滑らかにリズムが走らない、と云うか。

長年プレイしてきたドラムスなのに、新しい苦労を凄くしている、、

ところで僕はと云えば、鼻の下から唇にかけてヘルペス。んで、何故か右耳の後ろ側にも。これがぴりぴりとかなり痛い。
溜まりすぎた疲労と不摂生。
今月1日にそう言えばライフワークユニットのライブがあったんだった。
恵比寿のハロウィーンバー。大事な友人が経営してる小さなバーで。
久し振りに今の自分の重要楽器であるカリンバを存分に弾いてきた。相棒のギタリストSekiShowとカホンのあんりが一緒。いつもの自由度の高い緊密な時間。
だけど小さい空間は煙草の煙で白く霞んで、すっかり自分は喉をやられてしまった。その余波で翌日から酷い風邪症状。
けれど、その程度のことで日々の糧の為の労働を休むのは嫌。バンドのリハーサルだってすぐにある。友人たちと酒を呑む約束だってしてる。
なので一錠200円近くもする強力な風邪薬を頼みに、毎日を暮らした。それは2週間近く続いた。

そしたらこれだ、、ヘルペス。
間抜け面した俺はベースも巧く弾けやしない、、今日のリハーサルは筋肉が強張っていて全然駄目だった。酷く疲れてる、ホントに凄く疲れてる、、
だから、酷い風邪なんだから日々養生を心掛ければいいものを、呑みに行けばぺろぺろとワインを沢山飲んだりして。だけど身体の状態がそうい

うのにもう追いつかなくなって来てる。初めて味わったヘルペスが僕の歳を追い抜いて行った。

結局はけんの掌と同じ。
いつか身体は細かい細かいパウダーのような砂になって零れ落ち、それが砂漠へと続いて行くんだろう。

バンドのリズム隊は今晩はこんな感じだった。
昔なら鉄拳の飛んできそうな場面もあったが、ヴォーカルのAkemiは皆を引っ張り、ギターの竜はときに寄り添うように弾いてくれたりもしている。だからバンドの状態は良い。凄く良い。

Er23

今晩はリハ後呑みにけんも付き合ってくれた。やはり体調は少し良いのかも知れない。
重要な話はリハ中にやってしまったので、他愛のない話ばかり。昔のゴシップ引っ張り出して来ては大笑いしてた。
車で来ていたけんが皆を家まで送ってくれた。こういうのもなんだか懐かしい。
昔みんながまだ車なんか持っていなかった頃、けんはこうして皆を車で送ってくれた。なんだか良くわからない中古の国産車で。
バンドで持っていたワゴン車であちこちツアーして周ってた頃もそうだったな。

とまれ。
バンドの予定曲が全て出揃った。
アンコール用も含めて11曲。
けんの体力との兼ね合いも考えつつ、当日の曲順が決まる。

いよいよライブが近い。

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