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2012年7月

2012年7月25日 (水)

ときどきトランス日記No.51 / ノスタルジック且つ前衛な午後に。

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自然な感じだったので、すぐには気付かなかったのね。
我が家に遊びに来た友人夫婦の奥方のTシャツ。
その後、続々とちびっこギャングの来襲にあって、我が家の障子は、、そして自分は世界の平和を望まずにはいられなかった。
だが、こういう目に楽しい光景をいつまで見られるのだろう?

「ひと」っていうのは恥を知っているからこその「ひと」である。
ひとであることの恥ずかしさがあって、世界は構築されている。ひと主体の世界の方は。
そういう世界を、しかし恥を知らぬ奴等が舵取りしている。へつらい、媚びて、目を潤ませて涎まみれの顔ではぁはぁ言って、地位と先行きをめぐんで貰って。
しかし恥を知らぬからね、出来る。
世界中の「ひと」が見つめているのに、まぁ旨いこと誤魔化せるだろうと、平気で売り渡す。

「ひと」をやめちゃうと、もしかしたら生きることが楽になるのかも知れない。お金だってたくさん貰えるのかも知れない。
あぁ、そうだったんだぁ!と、ぼくはそういうものに成り下がる。
みんなにこにこして受け入れてくれたよ。
あぁ、良かったぁ。
もう戻れない。さよなら、かつて「ひと」だったわたし。

そのようなことを、この国は奨励しているから、おとなのみならず、こどもたちもどんどん「ひと」でなくなっていってる。他人を平気で踏み躙る。こころもからだも踏み躙る。

だが。

頑張って、マジで頑張って「ひと」でいなけりゃならん。
大変だぞ。

でもね、こういう一言でひっくり返りもする。
それがひとじゃないの?ひとの本質ってむしろそっちでは?

「ひと(自分)は何処から来て何処へ行くのか」大命題にまたぶつかった。
で、性善説、性悪説、っていうのが頭に浮かび、でもその意味ちゃんと調べてみたらば、なんと。
大変な誤解を。

曰く「人は生まれつきは善だが、成長すると悪行を学ぶ」というのが性善説、「人は生まれつきは悪だが、成長すると善行を学ぶ」というのが性悪説です。
つまり、どちらの見解でも結局「人は善行も悪行も行いうる」のであって、これは人を信じるかどうかとは関係のない話なのです。
誤解されていた方は、以後ご注意下さい。

、、うう。

ところで。

さささ、と決まって、さささ、とやったので特に告知もしなっかたのだけれど。
先日ライブあったんだった。

オーボエ奏者のTomocaちゃんは随分昔から知ってる。
テロ事件のあった直後の2002年のバリ島。
Ubud村 MonkeyForest通りのサッカーグラウンドのピースフェスティバル。ぼくはPlanetBambooで出演したり、Japanコミュニティの音楽監督したりしてた。
そのステージの裏で彼女と出会った。

そんな話してたら色んな事を思い出した。
当時。
息子はまだ三歳で、彼のお菓子を買うために、サッカー場の外れを曲がったところのいつものワルンへ行った。
覚えたてのインドネシアの子供の唄を歌いながら。
繋いだ手。掌の中の息子の手は夢のように小さくて。

しかし、8年振りくらいの再会なんだよね。滅多に会えぬ大事なともだちの一人とは云え、でも随分と長かったね。

そういうTomocaちゃんがリーダーで、ぼくとしょうくんが参加のトリオ編成。けれど、当日いきなりのセッションだったので、音速珈琲廊&Tomocaみたいになっちゃったけれど。
7月22日(日)@上大岡「京急百貨店」アジア雑貨展、特設ステージ。
なかなか珍しいシチュエーションだったけれど、凄い楽しんでしまった。この場をお借りして、いつかはやってみたいと思っていたセッションを叶えてしまった。
余談だけど、三人ともO型ということが判明する。それもまた何だか良くって。

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柔らかくて伸びやかで。
笛吹き妖精みたいな。催事場を森の中の原っぱや水際に変えてしまう。
風を起こす音。だってオーボエのルーツは草笛。
素晴らしい音楽が生まれた。

で。

7月8日(日)音速珈琲廊@横浜、関内「エアジン」
歴史。46年の積み重なった空気はしかし、なんて肌に心地良いのだろう。
古いお堂のような匂い。光の射す加減。色、埃。

Airjin02 音が良い、なんてあたりきなことを。
でもね、それは音響機器じゃないことだけはわかったのだけれど、じゃあなんで?
あと20年くらい音楽やればぼくにもわかるかも知れない。

ジャズ。煙。

今日はサクソフォーン、フルートでwith Tommy-G
「音楽ってね、毀してナンボのものだよ」って昔、ぼくの背中をつついた人。素晴らしきプレイヤー。

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エアジンはインプロビゼーション.ジャズで世界的に名を馳せているお店。
空気気配は押し寄せ捲いて、4人の奏者は自分になり、他者になり、めまぐるしく変遷変容を繰り返し。
自分への旅。
「場」の持つちからって確かにある。それが与えてくれたのは安心感、だったのかも知れない。解放感だったのかも知れない。それもまた、遥かな向後に。
言い尽せぬほどの感謝。

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ノスタルジック且つ前衛な午後。
陽の名残り、音の名残りと一緒に。
横浜、野毛にて、酒。とても旨い酒を。

日々、史上稀なる愚かものがこの国のみならず、世界の未来をぶち壊している。
どうせよと言うのだ、しかし自分よ。

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