« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

2012年6月14日 (木)

ときどきトランス日記 No.50 / 6月の名古屋から。

4月から6月、毎日こんな感じ。

Imgp1236 旅が多かったなぁ、、久し振りな日々だった?
いや、こんなのは初めて。行っては帰り、日々の仕事をこなし、また旅に出て。帰宅したらまたすぐに仕事。
でも音楽の旅だ。合間に日帰りの音の旅もあった。
老骨じゃまだないけれども、我が身に鞭打ってせっせと日々を暮らした。

ちっちゃい山の上にでっかい観音様がおわす。ぽっかりと抜けの良い場所。良い天気で陽射しがもう初夏みたい。
木陰でナシ.ゴレンとビール。仲間と一緒。ついさっき気持ちよく音速のステージが終わったばかり。
ゆるゆる。

Imgp1284

ステージではインド舞踊が始まっていて、音楽が気持ちいい。
なんというはからいか、と思う。
ずうっと天気が芳しくなかった、寒くて。翌日からもそんな感じ。なのに、今日だけはこんなに。
今年初めての日焼けが嬉しい。

4月の広島からはじまった音楽の日々を想い出してた。ぷしゅ。もう一本開けちゃお。

とまれ。
6月2日(土)新横浜駅。
名古屋へ行く時はいつもこの駅から。
新幹線で飲むビールがだいすき。ただし初日の今日は四日市。早めに始まるライブなので入り時間も早い。
名古屋から近鉄電車で1時間もかからないのだけれど、本数は少なく、お店は最寄駅から少し歩く。名古屋からの乗り換えに失敗すると、かなり遅刻してしまう。しかし乗り換え時間は僅かしかない。名古屋駅と近鉄名古屋駅は離れている、とか、色々緊張する条件が揃っている。だからビールは一本だけね。

郊外の住宅地に忽然、ではなくて、すごく自然な感じで今晩のライブ会場があった。
「Holly House」ゆったりした広い敷地に建つスタジオ+カフェ。瀟洒。
此処のオーナーとは旧知の間柄という友人Turboも東京から遊び来ていてね、初めての場所なのに空気が和む。

夕暮れの、金の粉が舞う大好きな時間帯にはまだもう少し間がある。そういう時間に始まったキャンドルナイト。
そしてステージも音楽も陽の名残りと共にどんどん夢の中へ入って行った。
今晩のキャンドラ―は「いつび蝋燭」のあんなちゃん。彼女の灯した灯は揺れながらそういう刻へと誘い。
カフェの窓から段々と暮れてゆく住宅地が見える。線路が見える。どの風景も自分の目線と同じ高さにある。夢の中に立っているという現実感。
夕暮れの向こうから電車はやって来て、夜へと去ってゆく。
ぼくたちはキャンドルの暖かい色合いと音楽で夜を飾る。

HiWatt, Ampeg, Orangeとアンプの名機が並ぶスタジオ、それだけでもうぼくは昔々の夢の中にいるみたい。
Holly House。うん。その通りだよ、田村さん。

ゲストには声楽家の山田ひろみさん。竹田の子守唄とアヴェ.マリアを。カリンバが実にしっとりしっくりときて、凄く良かった。

*写真はキャンドラ―のあんなちゃん。あ、目をつむっちゃってるけど、可愛い感じのひと。んで、何人もがあんりちゃんと間違えて後ろから話しかけていたスタッフの女の娘。そして音速+左端の方がオーナーの田村さん。

Imgp1251 Imgp1237 Imgp1252 翌日。
会場の入り時間は16:30。それまでの時間が今回の名古屋での唯一の自由時間。円頓寺商店街抜けて、四間道へ出て、五条橋折れて堀川沿いに歩いたら、納屋橋たもとのコメダ珈琲で一休み、っていうのがお気に入りの散歩。でも今回は予定があってね。
イラストレーターの伊藤ちづるさんの個展を見に、はじめて行くエリアのコーヒーショップへ。
七〇年代がそっくり残ってるようなお店。高校生の頃に通った、国分寺や吉祥寺みたいな。国分寺だったら、そうだな「多羅万華」みたいな空気。
そんな気分でチャイを飲んだり絵を見たりしてたけど、煙草の煙に負けて30分くらいで外へ。

このところのツアー続きに日々の労苦で、やっぱりすぐに疲れてしまう、、
しかし。今回の宿、今池にある大型ビジネスホテルにはなんと!人工ながら温泉があるのだ。しかも今晩の「Tokuzo」まで歩いて3分。
入りまで休息だぁ、と思って少し元気が出る。

Imgp1259

会場に行って何気なくチラシなんかを見ていたら、あぁ、惜しい、、惜しい事をした。一昨日の晩は吉田美奈子だって。うう。惜しい、実に。それを知ってたらもう一日休みを取って、名古屋に前乗りしてたのに。
好きな女性ヴォーカリストは何人もいるけれど、彼女は別格。中学2年のときにぼくは出会った。
ステージ見ながら、こんなに近くで聴けたんだ、とやはり悔しい。

Tokuzoは面白いイベントになった。しょうくん秘伝の仕込みと云うか。インドネシアナイト。
踊りや伝統音楽のチームも各種参加して賑やか。超満員。
昨夜のしっとりから一転、ゲストにフルート奏者の笠置陽子ちゃん、音速躍動珈琲廊って感じでぐんぐん行った。

Imgp1261 Tokuzo1 翌早朝、また温泉に浸かって、新幹線でビール飲みながら帰ってきた。明日からまた仕事。

ところで、名古屋ツアーの少し前に六本木でもライブやったんだった。
5月26日(土)@東京ミッドタウン
「レッツゴー海外!2012」というイベントで、音速は最後の「Pray For TOHOKU」という場面での演奏。自分たちの演奏で人の足が止まり、募金に繋がるなんていうのは嬉しいことだなと思う。
音速はヴァイオリンとヴォーカルにエレナを擁し、少しお洒落な感じで。場所柄かも。

Midtown1
この晩はおおきなサプライズがふたつあった。
ひとつはこころにそっとしまうべきことなので、公開する日記には書かないけれど、もうひとつは音楽に纏わる本当に嬉しい事ことでね。
音速のあとはキャンドルと祈りの時間。そのときの音楽が旧友のBunだった。当日急に出演が決まったのだ。言うまでもなく、ぼくのカリンバはすべて彼の手によるもの。
「ミチロウさん、じゃあ最後は一緒に演っちゃいますか」って。いつもの悪戯っぽい感じで彼が言った。
カリンバ2台でのセッション。
これはふたりで「SonicBamboo」というユニットをやっていた頃にいつでもステージ最後にやっていたのだ。「2台のカリンバの為のダンス」っていうタイトルで。
初演はN.Yだった。ふたりとも色んな楽器を持ち替えての2時間40分ノンストップのステージ。マンハッタンの先端トライベッカというエリアにある、古い巨大な倉庫を改造した会場でのイベントの音楽を担当したのだ。その時も最後はこの曲だった。
今晩までのふたりの距離も時間も、すぐに存在しなくなった。音速の速さで。音楽だけがある状態。
ぼくが自分の音楽関連の事なんでもに「音速」ってつけている意味はここにあるんだ。

Midtownspecial

そして地下にあるオープンなバーでビールやワインをたくさん飲んだ。
六本木と横浜は電車の路線が一直線なので、意外と近い感じがする。実は徹夜明けでまるで寝ていなくて、なんだか訳のわからないうちに帰宅したみたい。

滅多に逢えぬ友と酒を呑む。広島で。鹿児島で。六本木で。
昨日は大船観音で。
友はいつでも近くにいなくとも良いのかもしれない。その距離や時間が音速で縮まるのだから。
で、大船駅前のめっちゃ渋い呑み屋、というか飯屋。呑めて飯も食える昔ながらの。
「観音食堂」遠くから見に来てくれた旧友と。

Oofuna07
厚焼き卵や鯵の刺身や里芋煮なんかで。安いお酒でも美味しいのだ、こういうのは。
夕方の4時くらいから入って、少し早いかなと思ったけれど、すでに地元っぽいひとたちで賑わっていて。7時過ぎには行儀よくお開きにした。

今日は@大船観音寺「アジア廻廊」というイベント。
巨大な観音様の像のすぐ御膝下、というか観音様は胸像なので、胸もとでしょうか、にステージがある。

Imgp1266 Imgp1270
そこでインド、ネパール、バリの踊りが次々に行われて。ヒンドゥーとサンスクリット。
そういうなかにあっては、音速は結構コンテンポラリーだね、うん。
演奏中、今日は緑が濃く見える。それから空を見て、眼下の街を見て。しょうくんもあんりちゃんも時々遠くを見ている。

Oofuna20 Oofuna21 Oofuna22

陽射しは無音で降り注ぎ、音楽は大気に。音楽が止んだら、我々は無に。そしてまた音を紡いでゆくんだ。
あ、これは音楽を通してちらりとだけ垣間見せてくれた何処かへの入口なの?そうだったら凄いな。人(自分)は何処から来て何処へ行くのか、やっぱりそのことが知りたい。凄く凄く。
音楽以外の今の職業に就いたのは、その何処へ行くのか?の手掛かりに少しでもなればと思ったから。何処へ、がわかれば、自然と何処から、もわかるような気がするのね。

Oofuna04 Oofuna12

さて、次のライブです。
これでひと段落つくというか、このところの音速の集大成のような。
思い切りやりたいね。ここはひとつ。
このところ音速特有のやりたい放題は出ていない。イベントだと時間の制約やその趣旨なんかもあるし、単発のキャンドルナイトなんかでも、その場の雰囲気なんかもあるし。
しかーし、今度は大丈夫。なんたって横浜エアジンはジャズスポットの老舗、しかも前衛ジャズで名を馳せているお店

だもんね。そしてそして、ゲストは無理にお願いしてしまったサクソフォーン奏者Tommy-G!
「音楽ってね、毀してナンボのものだよ」って、むかしぼくの背中をつついたひと。
やるぞ。

7月8日(日)@横浜、関内「エアジン」
Door open 15:00pm、Live start 15:30pm
Live charge \2500+drink(\500)
U23\1500+D/高校生\1000/中学生以下無料
*U23っていうのは23歳以下ってことらしいです。

■ネット予約は割引もあります。
下記のサイトから予約フォームのページへ
http://yokohama-airegin.com/
tel.045-641-9191
*日曜日なので早めの時間です。なので、終わったら何処かでゆっくり呑もうぜ!って画策しています。
こっちも参加希望の方、ご一報を!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »