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2012年1月

2012年1月17日 (火)

ときどきトランス日記 No.46 / 嘘。

「絆」だ。いや「嘘」だ、と。
今回の一文字は紛糾した。謀略の匂いを大勢が嗅いだ。
あの当初、この国は確かに「絆」だったように思う。
ように思う、というのは、いまそうではない、とは言わないけれど「嘘」によってぼろぼろにされた絆も多かっただろう。ばらばらにされて、断ち切られたものも多かっただろう、そしていま現在も、日々、嘘に蹂躙されてゆく絆。そう感じている。

何と云う汚い政治を行う国だろうと思う。

政治とは嘘のことであり、嘘とうすうす感じつつ、その嘘を歓迎して個人がそれぞれに楽しく暮らせれば、嘘は嘘でなくなり、それで成り立つ。
こういうことは昔からそうだったのだ、考えようとしなかっただけで。ようやっと自分で考え気付く頃にはもうどうにもこうにもにっちもさっちもブルドッグ。はっ!
あぁ、笑えねぇ、こんなんじゃ。
嘘の裏側で、平気で国民を切り捨て、見殺しにする。
何もこの国だけに限ったことじゃない。嘘を希求するひとをたくさん製造することが国家バランスの秘訣。

あの日から少しの間、今まで隠れていた、息を潜めていた、苔むした岩の下や草陰から、ようやく顔を覗かせた、日本古来の、固有の「ナニカ」たちも、もう影もかたちもない。逃げてしまった。またいなくなってしまった。
そうこうしているうちに、絶対起こしてはいけない化け物が目覚めようとしてる。徴兵制。

何と云う、、

避難する人、しない人。無関心や無感覚。推進派。否定派。転換。
ばらばらなピース。主張があり、ない。
決して成就しないパズル。しかしながら、それぞれが勝手に成就しようと蠢く曼荼羅図。

瀕死の4号機が垂れ流す意思のない毒。死に至る邪気のない猛毒。無垢なるものは制御出来ないので恐ろしい怪物となり果てる。
瀕死なのはこの国の経済も。
国の状態はもう破綻に手がかかっている。その手にもう少しでも力が加われば、ぼろぼろと雪崩れるのだろう。
あと一度ぐらりときたら、その拍子にその手には思わぬ力が入り、、

年が改まってもう二週間経ってしまったけれど、今年はあまりおめでとうを言う気にもなれず、ひとからそう言われた時はその様に返すけれど、自分からは、今年もよろしくお願いします、とだけにした新年でした。

それでも年の瀬、暮っていうのは何か気持ちが頑張ってしまうというか、仕事は忙しいし、のんびりすることなどなかったけれど、のんびりせずにせっせと日々を暮らした。
息子の誕生日、自分の誕生日、クリスマスと、せっせと暮らした。
自分を信ずることを信ずことの懊悩、煩悶は常にあるにせよ。
今年最後の賑やかなライブもあった。
12月26日(月)@新宿ClubDoctor

Doctor01
ロック系のクラブなんだけれど、遥か昔の住処に帰ったような、そんな感じ。
しょうくんはレス.ポールをぎゃんと鳴らして満足そうだし、あんりちゃんはドラムを叩くなどして、それが可愛いと評判を取ったりしていた。
ま、それは後半以降のお話で、本格バリダンスをはさみつつ、音速はいつもの音速にプラスして、ガムラン.シスターズ、Tommyさんのサクソフォーンやベース、ドラムス、キーボードなども入れてみて。豊かな幅のなかで気持ち良く演奏させて貰った。
しかし、音速だけの場面ではやはりやりたい放題してしまって、40分オーバー、、すみません。

Doctor03

Doctor04

だが。
好きな人たちのなかで。
演奏し、それを聴いて貰える。好きな人たちが一緒に演奏してくれる。
なんて心地良い場所か、と思う。こんな年の瀬にも。感謝。
でも、楽しかった、とは少し違う感覚。もう以前のように、あぁ楽しかった、と単純に言える感覚はもうない。自分からは去ってしまった感情のように思える。
ただ心地良さだけがある。
それで充分だし、むしろ贅沢な感覚と思う。

Doctor06

バリイベントであり、バリの人気バンドのヴォーカルJun Bintangがトリとあって、バリ人もたくさん来てて、お客さんは140人を超えていて。

Doctor07

最後はこの晩の出演者全員で演奏したりして、匂いも空気も、僕や僕の家族、友人たちにとっては、Ubud村のMalamMingu(土曜日の夜)みたいだった。ライブやってるお店はしごしたり、飛び入りでセッションしたり踊ったり、人の集まっていそうなバーやカフェーを車やバイクに分乗して乗りつける。ときには話題になっている新進の伝統芸能を遠くの村まで観に行く。そうして楽しく遊んでいた頃をみんな思い出してた。
もう10年近く前の話だ。
そして同時に現在の自分を噛みしめる、そんな夜でもあった。
想い、は去来する。

Doctor05

4月に広島、6月に名古屋へのツアーが決まっている。
そして3,11がやって来る。
出来るだけ、出来るだけ体力が必要、と思う。精神も身体も。
たぶんそれは、出来るだけ楽をしてその分を蓄える、とかそういうことではないみたいだ。
これからどんどんきつくなる。
状況。暮らし。日々。健康。
しかしそこから何某かを掬い取ってゆかなければアーティストではなく思うので。

つまりは、2012年は2011年3,11以降の自分の表現元年、としたく、新年のご挨拶にかえて。皆様におかれましては。なんちて。

Doctor02

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